Facebookページとホームページ
・ホームページがあるから、Facebookページはいらない。
・Facebookページがあるから、ホームページはいらない。
・両方やってるけど、どっちに何を書けばいいのかよくわからない。
上記は、syushuのお客様、知人・友人を含め、よく聞く言葉です。
それぞれ違う考え方のように見えますが、共通していることがあります。
「ホームページとFacebookページの違いが、よくわからない」
「ホームページとFacebookページをどう使い分けたらいいかわからない」
と、いうことではないでしょうか?それならば・・・ということで、ホームページとFacebookページの違いや使い分けについて、何回かにわけて書いていきます。 まず今日は、Facebookページの特性について、書いてみます。
前回の記事で、「飲食店の探し方」についての調査結果を紹介しました。
その中で、「知人からの情報」をもとにお店を決める、いわゆる知人からの口コミの効果が非常に高いことが見えてきました。(前回の記事はこちら)
「知人の口こみ」をインターネット上で後押しすることが、Facebookページの役割のひとつといえます。
Twitterなどその他のSNSツールとFacebookの大きな違いは、基本的に「実名であること」です。TwitterとFacebookの使い分けについては、また別の記事に書きます。
Facebookは、流れてきた情報に「いいね」をクリックするだけで、いいねをしてくれた友人に「○○さんが△△についていいね!と言っています」という情報として知らせることができます。(必ず見てもらえるわけではありません)
どこの誰だかわからないイニシャル記名のブログの口コミよりも、信頼度とアピール力の高い口コミ効果があります。
Facebookによる口コミをインターネットを介さない口コミと比較してみます。
実際に会って「あのお店、いいよ」という口コミが発生するケースは、2種類に分けることができます。
1. 情報を受ける側から、聞き出す場合。
「今度、飲み会するんだけど、どっかいいお店知らない?」「それなら、こんなお店があるよ」
2. 情報を話す側から、能動的に発信する場合。
「この前、いいお店みつけたよ!」「えーどこどこ?」
1. のケースは、行く気満々、必要に迫られての口コミ。 インターネットでいうと、検索結果にあたります。グルメ情報口コミサイトやブログなどが、この状況に近いですね。
2. のケースは、何気ない会話の中で生まれる口コミ。この時点では、聞く側にはまだ需要は発生していません。知人がおいしいというなら、そのうちいってみよう!と思う場面です。これに近いことをインターネット上でできるのが、Facebookページです。 ホームページには、これはできません。
グルメ情報サイトなども、基本的には受け手側が検索しない限りその情報にはたどりつきませんので、ホームページと同様に2.のケースの役割は果たせません。
これが、Facebookページの特性 その1です。
フェイスブックジャパンの発表によれば国内のFacebook月間利用者数は2013年6月時点で2,100万人を超えたそうです。
大企業や自治体など大きな組織などのように何千・何万ものフォロワーを目指すのではなく、先に書いた通り、まず「2.のケース」を実現させるツールとして使うことを考えてみましょう。
次回以降の記事では、Facebookページを具体的にどう使うか?効果的な発信内容について、などを書いていきます。