ホームページの種類
ひと口に「ホームページ」といっても、目的によって様々な用途があります。企業のホームページと個人のブログは全く違った性質ですし、広い意味では、FacebookやTwitterなどのSNSもホームページの一種と考えることができます。
ビジネス系のホームページ
企業がホームページを開設する場合、大きく2つの種類が考えられます。一つは、企業サイトや自社サイトと言われるような企業の業務内容や企業概要、商品やサービスを案内するものです。上場企業などでは、投資家に向けたIR情報を掲載したり、優秀な人材を集めるためにリクルート情報に力を入れたホームページを制作することもあります。
一方で、ECサイトと言われる通信販売を目的としたホームページもよく制作されています。一昔前では、Yahooショッピングや楽天などのショッピングモールに出店することが多かったECサイトですが、最近では、自社でECサイトを構築することも珍しくなくなってきました。EC-CUBEやWordpressなどのオープンソースが普及し、コスト的なハードルを下げたのも要因の一つでしょう。
個人のホームページ
今では、芸能人から一般人まで広くブログを書く人が増えました。インターネットがここまで普及する前は、一部の人が趣味としてホームページを自作していました。無料のブログサービスが普及し、知識のない人でも簡単にブログ=ホームページを作ることができるようになりました。
これによって、中小企業や個人事業主の人も自分でブログを開設し、事業をアピールすることが増えてきました。名刺にホームページのURLとして無料のブログサービスを載せている人も多くいますが、前述のとおり、ブログ=個人のホームページという印象は拭いきれません。
まとめ
有名人のサインでも、きちんとした色紙に書かれたものとノートの切れ端に書かれたものとでは受け取った人の印象は大きく異なります。キレイに包装された安価なものと、コンビニの袋に入った高価なもの、もらった人の印象としてはどちらが好感を持てるでしょうか。
このように、ホームページは、中身の情報さえ訴えたい人に伝わればよいというわけではないと思います。発信したい情報は誰をターゲットにしているのか、それを見た人は、無料のサービスでも好印象を抱けるのか、そういったことも考えながらホームページを作ることが、あなたの会社や事業の印象を大きく変える要因になるのではないでしょうか。